団体概要

  1. HOME >

団体概要

運営者

一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会

代表理事 持田 恭子  Kyoko Mochida

1996年に「ダウン症児者の兄弟姉妹ネットワーク」を開設し全国80名以上のきょうだい会員と交流を行う。2003年、父を看取り、母の在宅介護とダウン症のある兄のケアを仕事と両立。家族を無償で世話するケアラー同士が繋がり気持ちを分かち合い、情報を共有し合う仕組みが必要であると強く感じ、2013年に「ケアラーアクションネットワーク」を立ち上げた。2014年~2021年まで「きょうだいの集い」を主催。参加者は延べ1000人を超える。2016年~2017年にかけて小学生のきょうだい児を対象にしたART&CHAT CLUBを開催した。2017年、電子書籍「自分のために生きる」を出版。2018年、2019年、NHK Eテレ「バリバラ」にゲスト出演。2019年11月に一般社団法人化。2020年、ケアラーTubeを開設。2021年、新たに副理事を迎えヤングケアラーおよびケアラーの自立促進事業を展開する。

社会福祉法人あゆみの会評議会評議員。
平成30年度 厚生労働省 子ども・子育て支援推進調査研究事業
ヤングケアラーの実態に関する調査研究の報告書 構成委員。

<資格>

・訪問介護員2級養成研修課程修了(2010年)
・スウェーデン式タクティールケア講習修了(2011年 資格未取得 実地訓練60時間終了)
・T&Rデュアルデザインコーチング・コーチング資格取得(2013年)
・テトラマップ認定ファシリテーター取得(2016年)

<職務経歴・学歴>

・航空通信会社にて秘書業務・営業補佐・営業職を歴任
・米国通信社 ロンドン支店(英国)に勤務し、営業補佐を務める。
・帰国後、米国金融情報提供会社の日本支社にて3部門の管理職を兼務し、翻訳部門の編集長に従事。
・米系投資銀行と欧州系証券会社で情報セキュリティ部門の管理職とIDマネジメントリスク管理業務に従事。
・グロービス経営大学院にてクリティカルシンキング課程を修了し、論理の構造化と仮説検証スキルを身につけた。
・情報セキュリティ大学院大学にて 情報学 修士号を取得

<メディア掲載実績>

朝日新聞/読売新聞/毎日新聞/日本経済新聞/各地方紙/週刊女性自身/FM FUJI/Yahoo News Headline/その他


副理事 三間 瞳 Hitomi MIMA

 

青森県出身。一橋大学卒業。
BP&Co. 株式会社 代表取締役

自身の5歳下の実妹が統合失調症と診断された15歳の頃から、「障がい者」を取り巻く社会課題に関心を持つ。一方、自身もNY留学中にパニック障害になったことをきっかけに、障がい者本人のみならず、家族、特に「きょうだい」の心の葛藤に寄り添い、障がい者本人も障がい者の家族も含めた全ての人が「情熱を解き放つ社会」を創ることをライフミッションに掲げて活動している。初プロデュース作品である「きょうだい」を主役にした短編映画『ふたり〜あなたという光〜』は、制作費を募集するクラウドファンディングで204%達成、各種メディアにも取り上げられるなど注目を浴びる。これを皮切りに「エンタメで社会課題を解決する」活動に力を注ぐ。

<メディア掲載実績>

東奥日報/ABEMA NEWSチャンネルABEMA Prime「きょうだいの結婚」/Yahoo!ニュース掲載/ソトコトオンライン/朝日新聞(デジタル)/東京新聞/中日新聞/他多数


理事 猪岐 ユリ Yuri INOMATA

<資格>

・社会福祉士
・地域包括支援センター職員


事業パートナー 榎本 哲 Satoshi ENOMOTO

前身のケアラーアクションネットワークのアドバイザーとなり組織構築についてアドバイスをいただく。現在は事業パートナーとして組織作りのアドバイスや研修についてコラボレーションを行っている。つむぐびと主宰者として、発達障害を中心に、病気や障害、介護などの社会的困難を抱える人の社会参加(主に就労、キャリア形成)に関する実践研究、学びのある居場所づくりに取り組んでいる。
プロフィール:http://tsumugubito-p.org/profile/

団体概要

■名 称 一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会

■活動開始 1996年

■設 立 2013年
(法人登記:2019年11月8日)

■連絡先 canjpnadmn@gmail.com

■理 念 公平で分断がなく尊重し合う社会づくり

■目 的 ケアラーが「自分の人生を自分らしく生きる力」を身につけるための事業を行うこと

■事 業 ケアラーのための居場所作り、教育プログラムの開発・提供、啓蒙・啓発活動

■活動領域 全国

ケアラーが抱える「本質的課題」

家族に障害や疾患があることが日常の一部であり、それが普通のことであるケアラーは、自分が「ケアラー」であるという認識をもちづらくなります。それは、自分が支援を受ける側になったら、家族は誰が面倒を見てくれるのだという強い責任感が芽生えるからです。そのため、自分を後回しにしてまでも家族のケアを優先することがあります。気づいたら自分の人生を自分の思い通りに生きることが難しくなっていたり、社会に根付く障害に対する誤解や偏見を目の当たりにすると、自分にとって「普通だったこと」が崩れてしまい「生きづらさ」を感じてしまいます。こうした「世間の目」を気にして公的支援に繋がることを避けたり、適切な支援を受けられずに家族だけでケアを抱え込む構図があります。こうしたケアラーが抱える課題はいままで社会から見過ごされてきました。

わたしたちのビジョン

公平で分断がなく尊重し合える社会を目指します

スローガン

ケアラーをチェンジメーカーに

ケアラーは、家族に障害や疾患があることが普通であるという“公平な視点”、”多様な違いを認め合う力”をもっています。この力を社会に向けて発信するチェンジメーカーになることができたら、「社会に根付く障害への誤解や偏見」がケアラーを介して間接的に解消され、やがては「公平で分断がなく尊重し合える社会にする」という新しい価値観が生みだされます。

わたしたちのミッション

ケアラーが

自分の人生を自分らしく生きる力を

身につけるために必要なサービスを提供する

障害や疾患のある人のケアを家族だけで解決しようとすると、家族ひとりひとりのケア負担が増して、社会的な孤立を招いてしまうことがあります。それはヤングケアラーにも影響して、自分がしたいことを我慢したり、家族を最優先にする生き方を選択してしまうことがあります。 わたしたちは、ケアラーが自分の力を引き出して、自分らしい人生をおくることを後押しするために、①居場所づくり、②教育プログラム、③啓蒙・啓発活動という3つの事業を行っています。

わたしたちの取り組み

①     『ケアラーの居場所づくり』

・中高生ヤングケアラー向け「ほっと一息タイム」
(毎月第二水曜日9PM~Zoom開催)

・ヤングケアラー向けオンラインサロンの企画・運営
(毎月1回開催 令和3年10月開始)

・ケアラー向けオンライン交流会(不定期開催)

②     『教育プログラム』

・中高生向け『ヤングケアラーズプログラム

・ヤングケアラーサポーター研修(2021年秋~)

・ヤングケアラーコーディネーター研修(2021年冬~)

・家族視点で公的サービスを読み解く
エンパワメントサポート講座"(毎月開催)

・ダウン症のきょうだい勉強会(隔月開催)

③   『啓蒙・啓発活動』

ケアラーおよびヤングケアラーの存在を社会に認知
していただくための啓蒙・啓発活動として講演会

シンポジウム登壇、コラム投稿書籍出版などを行っています。

CANの名前の由来

Carer 家族をケアしているケアラーが

Action 自らアクション(行動)を起こし

Network 家族が必要とする情報に繋がる

代表理事ごあいさつ

一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会
代表理事 持田 恭子

こんにちは。

わたしたちのホームページに訪れていただき、ありがとうございます。

この活動は、1996年に代表理事がたったひとりで始めた「きょうだい同士の交流」から始まりました。当時80名以上いたきょうだいと毎日メッセージのやり取りをして、日々の生きづらさや将来への不安などを共有していました。

その後、父親を看取り、要介護5になった母親の在宅介護と、ダウン症と中等度の知的障害がある兄の世話をしながら仕事と両立するというハードな毎日を過ごしていました。兄は自力で食事をしたり着替えることはできますが、食事の用意や入浴の世話、着替えの準備や家事全般は私がサポートしていました。

やがて、障害者福祉サービスをフル活用し、兄の食事を宅配してもらったり、入浴の見守りをお願いするようになりました。日中の母の介護はヘルパーに頼っていましたが、早朝と夜間はわたしがひとりでオムツ介助をしなければなりませんでした。心も身体も疲弊してしまい、母を高齢者施設に、兄を障害者施設に預けることになり、娘の立場でありながら親子分離をせざるを得なくなりました。わたしの身体面の負担は軽減しましたが、精神的な負担は増していきました。

幼い頃から知的障害のある兄と共に育ち、35歳から親の介護が始まったわたしは、仕事との両立で悩み、施設探しで奔走し、親子分離と社会からの孤立などを経験し、適応障害と介護うつを経験しました。このような経験を経て、同じことが繰り返されないように、家族目線でケアの課題を考え、主体的に解決する必要があると強く思い、この活動を始めました。

まずは、同じ立場のケアラー同士で語り合う場を提供し、ケアラーが自分の気持ちを整理することから始めました。その後、様々な年代のケアラーに沿った支援活動を行いました。それらの知識と経験をもとに、ケアラーが家族のケアを家族だけで抱え込まずに、自分の人生を自分らしく生きることができる社会づくりを目指して活動の幅を広げています。

どうぞよろしくお願いします。

出版書籍

著者: 持田 恭子
 障害のある兄弟や姉妹がいる人のことを「きょうだい」といいます。幼い頃から家族のケアをしているヤングケアラーでもあり、おとなになってもライフステージごとに様々な影響を受け、親よりも長期間にわたり障害のある家族との関係性を保ち続けています。
「きょうだい」は、複雑な思いを抱きながら、自分や家族の将来について漠然とした不安を抱えています。
 この本では、きょうだいのリアルな声をご紹介しながら、課題解決のヒントやロールモデルとなる経験談を紹介しています。

ブックレビュー

入口は障害者に関わる人たちの事ですが、本質は、障害の有無に関わらないと、読み進める程に感じました。非常に繊細な事柄で、且つ、真っ直ぐに捉えて来られた事が、いろんな方にも届く言葉があるのだと思うのです。(かず)

きょうだい児の本音をここまで書いた本はこれまでになかったのでは?相模原の悲惨な事件から、障害者に対して無理解な人間が沢山いることが解って親としてはとても怖かったが、きょうだいもまた同じように悲しく恐怖を感じていたのだろうと思う。 (吉川)

私は知的障害の家族がいますが、叔母なのでたくさん関わっていたわけではなく、叔母は叔母として1人の人で、障害だと思ったことはありませんでした。今私の大切な人の兄弟が知的障害で、少しでも理解できないかと思いこの本をを手に取りました。(やよ)

© 2022 Carer Action Network